【埼玉県戸田市】後谷公園でセミの幼虫探し!小学校低学年息子と羽化の瞬間を観察した夏の夜

生き物・昆虫

「パパ、セミの幼虫って夜に歩いてるの?」

そんな息子の一言がきっかけで、夏の夜にセミの幼虫探しへ出かけることにしました。

今回訪れたのは、埼玉県戸田市にある後谷公園(うしろやこうえん)

昼間は広場や池があり、子ども連れにも人気の公園ですが、夜になるとまったく違う表情を見せてくれます。

土の中で何年も暮らしてきたセミの幼虫が、たった一晩で空を飛ぶ成虫へ生まれ変わる「羽化」。

その貴重な瞬間を、小学1年生の息子と一緒に観察してきました。

実際に歩いている幼虫を見つけ、羽化が始まっているセミにも何匹も出会い、自宅へ連れて帰った幼虫が翌朝には元気に飛び立つという、忘れられない一日になりました。

この記事では、

  • 後谷公園でセミの幼虫は見つかる?
  • 何時頃に行けば見つけやすい?
  • 駐車場やトイレはある?
  • 実際に羽化を観察した体験談

まで、写真とともに詳しく紹介します。

これからセミの幼虫探しをしてみたい方や、夏休みに子どもと自然体験を楽しみたい方の参考になれば嬉しいです。

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【埼玉県戸田市】夏の夜、親子で後谷公園へ

今回後谷公園へ到着したのは、2026年7月初旬の20時頃

滞在時間は約1時間です。

実はこの日の目的は、カブトムシやクワガタ探しではありません。

狙っていたのは、「セミの幼虫」。

最近、昆虫が大好きな小学1年生の息子と一緒に昆虫採集へ行く機会が増え、「夜になるとセミの幼虫が地面を歩いているらしい」という話を聞いて、一度見に行ってみようということになりました。

後谷公園は以前、ザリガニ釣りでも訪れたことがあるお気に入りの公園です。

昼間は家族連れでにぎわっていますが、夜になると人も少なくなり、園内はとても静か。

街灯が遊歩道を優しく照らし、昼間とはまったく違う雰囲気になります。

「今日は幼虫見つかるかな?」

ライトを片手に歩き始める息子。

虫かごをしっかり持っている姿からも、かなり期待している様子が伝わってきます。

私も実は、セミの羽化をじっくり観察するのは子どもの頃以来。

親子そろって、ちょっとした探検気分で園内へ入っていきました。

ただ、この日は一つ誤算がありました。

あとから振り返ると、20時という時間は少し遅かったのです。

その理由は、このあとすぐに分かることになります。

園内を歩くと次々と見つかる羽化中のセミ

公園へ入って数分。

最初に目に飛び込んできたのは、地面を歩く幼虫ではありませんでした。

なんと、木の幹にはすでに羽化が始まっているセミがいたのです。

殻からゆっくり体を引き抜き、白く透き通った体が少しずつ現れていく姿。

図鑑やテレビでは何度も見たことがありますが、目の前で見る羽化は想像以上に神秘的でした。

「すごい……。」

思わず親子で声をそろえてしまいます。

息子もライトを当てながら、じっと見つめています。

セミは慌てることなく、ゆっくり、ゆっくりと体を反らせながら羽を伸ばしていきます。

まるで時間が止まったかのような、不思議な静けさがその場を包んでいました。

さらに園内を歩いてみると、驚くことに羽化中のセミは1匹だけではありません。

「あっ、ここにも!」

「またいた!」

木を一本一本見ていくと、次々と羽化中のセミを発見。

最終的には羽化中のセミを6匹見つけることができました。

白く柔らかい羽をゆっくり広げている個体。

まだ体の半分しか殻から出ていない個体。

すでに羽がかなり伸びている個体。

同じ羽化でも進み具合はそれぞれ違い、見比べるだけでもとても面白い時間でした。

一方で、「歩いている幼虫」はなかなか見つかりません。

地面や木の根元をライトで照らしながら探していると……

「あっ!いた!」

ようやく1匹だけ、木を登り始める幼虫を発見しました。

土から出てきたばかりなのか、まだ体には土が付き、羽化場所を探すようにゆっくりと木を登っています。

息子は両手でそっと受け止めるように幼虫を手に乗せました。

「かわいい。」

そんな一言が自然と出てきます。

普段は虫が苦手という子でも、この幼虫には不思議と怖さよりも愛着が湧くのかもしれません。

さらに園内では、木の幹にびっしりと残るセミの抜け殻や、池の近くではたくさんのアメリカザリガニも見つけることができました。

昼間とはまったく違う生き物たちの世界が、夜の後谷公園には広がっていたのです。

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今回わかった「セミの幼虫探し」のコツ

今回の目的は「歩いているセミの幼虫を探すこと」でした。

結果として見つけることはできましたが、実際に行ってみて分かったことがあります。

それは……

20時では少し遅かったということです。

私たちが園内を歩いていると、木にはすでに羽化が始まっているセミがたくさんいました。

つまり、多くの幼虫はすでに歩き終え、羽化する場所を決めてしまっていたのです。

歩いている幼虫を見つけられたのは、たった1匹だけ。

その代わり、羽化中のセミは6匹も見ることができました。

どちらも貴重な体験ですが、「幼虫を探したい」のか、「羽化を見たい」のかで訪れる時間を変えた方がよさそうです。

幼虫探しなら18時〜19時がおすすめ

今回の体験から感じたおすすめの時間帯は、18時台から19時台です。

この時間なら、土から出てきた幼虫が木へ向かって歩いている姿を見つけられる可能性が高くなります。

一方、20時を過ぎる頃には、多くの幼虫がすでに木を登り始め、羽化の準備に入っていました。

「歩いている幼虫を子どもに見せたい」

という方は、少し早めの時間帯に訪れることをおすすめします。

シーズンも少し早かった

もう一つ感じたのは、訪れた時期です。

今回は7月14日に行きましたが、まだ本格的な羽化シーズンの始まりといった印象でした。

それでも6匹の羽化を見ることができたので十分楽しめましたが、あと1〜2週間後なら、さらに多くの幼虫や羽化の様子が見られそうです。

その頃にもう一度訪れて、今度は18時台から観察してみようと思っています。

このように実際に行ってみないと分からないことが多くありました。

インターネットで調べるだけでは得られない「体験から分かった情報」も、このブログでお伝えしていけたらと思います。

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捕まえた幼虫を庭で観察することに

この日見つけた歩いている幼虫は1匹だけ。

息子が「おうちで羽化するところ見てみたい!」と言うので、そっと虫かごへ入れて連れて帰ることにしました。

もちろん、羽化を邪魔しないことが大前提です。

家に着くと、庭にある木の幹へ幼虫をそっと移します。

幼虫はしばらくじっとしていましたが、少しするとゆっくりと歩き始めました。

木の幹を一歩ずつ、一歩ずつ登っていきます。

「どこまで登るんだろう?」

親子で静かに見守ります。

虫を追いかけ回すのではなく、ただ静かに見守る時間。

それだけなのに、不思議なくらい夢中になっていました。

やがて、地面から2メートルほどの高さまで登ったところで、幼虫がピタッと動きを止めます。

「疲れちゃったのかな?」

最初はそう思いました。

でも違いました。

ここが、この幼虫が一生に一度だけ迎える大切な場所だったのです。

体をしっかりと木に固定すると、それまで動いていた幼虫はまるで時間が止まったかのように動かなくなりました。

それからしばらく待っていると……

背中に一本の細い線が入り、ゆっくりと殻が割れ始めました。

「始まった!」

息子も思わず小さな声を上げます。

土の中で何年も暮らしてきた幼虫が、たった一晩で大空を飛ぶセミへ生まれ変わる瞬間。

図鑑やテレビでは何度も見たことがある光景なのに、目の前で起きていると思うと、その感動はまったく別物でした。

ここからは言葉よりも、実際の映像を見ていただいた方が伝わると思います。

(ここで羽化の動画を挿入)

殻からゆっくりと体を引き抜き、時間をかけて羽を伸ばしていく姿。

焦ることもなく、一つひとつの動きがとてもゆっくりで、生命の神秘という言葉がぴったりの時間でした。

動画を撮り終えたあとも、親子で何度も庭へ出て様子を見に行きます。

少しずつ羽が伸び、最初は乳白色だった体も、時間の経過とともにアブラゼミらしい色へと変わっていきました。

気が付けば、時計はもう夜遅く。

「明日の朝には飛んでいくのかな?」

そんな話をしながら、その日の観察を終えました。。

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翌朝もう一度見に行くと…

翌朝、起きて最初に庭へ向かいました。

「まだいるかな?」

そんな期待を胸に、昨夜幼虫を放した木を見上げます。

すると、そこにいたのは昨日までの幼虫ではありませんでした。

木に残っていたのは、しっかりと木の幹につかまった抜け殻だけ

羽化したセミは、すでに元気に飛び立っていました。

前日の夜、ゆっくりと殻から体を出し、時間をかけて羽を伸ばしていた姿を見ていただけに、その抜け殻を見つけた瞬間は少し寂しい気持ちにもなりました。

でも同時に、「ちゃんと飛び立てたんだね。」という嬉しさも込み上げてきます。

土の中で何年も過ごし、たった一晩で成虫へと生まれ変わるセミ。

その一番大切な瞬間を親子で見守ることができたのは、この夏一番の思い出になりました。

息子も抜け殻を見つめながら、

「もう飛んでいったんだね。」

と少し名残惜しそうな表情をしていました。

昆虫採集というと、「捕まえること」が目的になりがちですが、今回は少し違います。

自然の中で生き物の一生の一場面を見せてもらった。

そんな感覚が残る、特別な体験でした。

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後谷公園はセミの幼虫探しにもおすすめ

今回実際に歩いてみて感じたのは、後谷公園はセミの幼虫探しや羽化観察にもぴったりの公園だということです。

もちろん自然相手なので、「必ず見つかる」とは言えません。

それでも、木が多く、遊歩道も歩きやすいため、小さなお子さんと一緒でも安心して観察できます。

今回の経験をもとに、これから行く方へポイントをまとめてみました。

駐車場

公園専用駐車場はありませんが、目の前に戸田市文化会館の駐車場があります。

公園まで歩いてすぐなので、小さなお子さん連れでも移動は楽でした。

トイレ

公園内にはトイレがあります。

夜でも利用できるため、子ども連れでも安心です。

遊歩道

園内は遊歩道が整備されていて、夜でも歩きやすい印象でした。

ただし、木の根元や芝生の周辺を観察するときは暗い場所もあるため、懐中電灯やヘッドライトは必須です。

足元にも注意しながら観察を楽しみましょう。

広場

昼間は広場で遊んだり、散歩を楽しんだりする家族連れも多い公園です。

「昼は公園遊び、夜は自然観察」と、一日を通して違った楽しみ方ができるのも後谷公園の魅力だと感じました。

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今回見つけた生き物

今回約1時間の観察で出会えた生き物はこちらです。

生き物見つけた数
セミの幼虫1匹
羽化中のセミ6匹
アメリカザリガニ多数
セミの抜け殻多数

セミの幼虫をたくさん見つけたい方には少し物足りない結果かもしれませんが、その分、羽化中のセミを間近で何匹も観察できたのは、とても貴重な体験でした。

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まとめ:子どもと一緒に「夏だけの特別な自然体験」を

今回の後谷公園でのセミの幼虫探しは、昆虫を捕まえること以上に、自然の営みを間近で感じられる時間になりました。

木の幹をゆっくり登る幼虫。

羽化のために静かに動きを止める姿。

殻から体を出し、時間をかけて羽を広げていく様子。

そして翌朝には、大空へ飛び立っていく姿。

たった一晩の出来事ですが、その一つひとつに命の力強さを感じ、大人の私も思わず見入ってしまいました。

また、今回の体験から分かったこともあります。

  • 幼虫を探すなら18時〜19時頃がおすすめ
  • 20時を過ぎると羽化が始まっている個体が多い
  • 7月中旬でも楽しめるが、本格的なシーズンはあと1〜2週間後になりそう

実際に足を運んだからこそ分かった情報なので、これから訪れる方の参考になれば嬉しいです。

今年の夏休み、お子さんと一緒に「何をしようかな」と考えている方は、ぜひ一度、夜の後谷公園を歩いてみてください。

昼間とはまったく違う公園の表情と、セミたちが繰り広げる命のドラマに出会えるかもしれません。

そして私たち親子も、もう一度後谷公園を訪れる予定です。

次回は今回より少し早い18時台に到着して、木の根元を歩くセミの幼虫たちをもっとたくさん探してみたいと思います。

そのときは、今回とはまた違った発見を皆さんにお届けできればと思います。てられる、とても素敵な場所でした。

お読みいただきありがとうございました。

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