【埼玉】蛍(ホタル/ほたる)鑑賞穴場スポット12選!混雑回避でSNS映え

生き物・昆虫

ホタルの幻想的な光景を見たいけれど、「どこに行けば見られる?」「混雑は避けたい…」とお悩みではありませんか?実は、埼玉には都心からアクセスしやすく、自然が豊かでホタル観賞にぴったりなスポットが数多くあります。本記事では、観賞に最適な時期や時間帯、定番だけど人混みを避けやすい穴場、地元民がこっそり教えるおすすめスポット7選までを網羅。さらに、持ち物やマナー、子連れでも安心な設備の情報までご紹介します。埼玉でゆったりとホタルの光を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 埼玉でホタル観賞が楽しめる理由
    1. 都内からもアクセス良好!埼玉の自然がホタルの楽園に
    2. 観賞時期はいつ?ピークとおすすめ時間帯を解説
  2. 定番だけど人混みを避けやすいスポット5選
    1. 【北本市】北本自然観察公園:遊具もある広大な観察型スポット
    2. 【熊谷市】こうなんホタル祭り:地域ぐるみの幻想的イベント
    3. 【秩父市】ホタルの郷:夜に輝く静かな山間エリア
    4. 【飯能市】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ:キャンプと蛍を同時に満喫
    5. 【ときがわ町】玉川温泉:レトロな温泉街でホタル鑑賞も
  3. 穴場スポットを狙うならここ!地元民おすすめ7選
    1. 【さいたま市】大谷ホタルの里:都心に近い意外な穴場
    2. 【宮代町】ほたリウム:一年中ホタルが見られる貴重な施設
    3. 【秩父郡】秩父ミューズパーク:自然体験とホタル観賞の両立
    4. 【宮代町】新しい村:600匹以上の放流イベントが大人気
    5. 【狭山市】智光山公園:動物園も併設!家族連れに最適
    6. 【川口市】川口市立グリーンセンター:整備された環境での安心観賞
    7. 【上尾市】ホタルの里(上尾丸山公園内):水遊びとアスレチックも楽しめる
  4. ホタル観賞を満喫するための事前準備
    1. 鑑賞マナーと注意点:スマホライトやフラッシュはNG
    2. 子連れで行くなら?トイレ・駐車場・アクセス情報をチェック
    3. 虫よけ・懐中電灯・羽織物…持っていくべき持ち物とは
  5. まとめ:埼玉の穴場スポットで幻想的なホタルの光を楽しもう!

埼玉でホタル観賞が楽しめる理由

都内からもアクセス良好!埼玉の自然がホタルの楽園に

埼玉県は都市部からのアクセスもよく、それでいて自然が豊富に残る地域が点在しています。こうした環境が、ゲンジボタルやヘイケボタルといったホタルにとって絶好の生息地となっており、初夏になると多くのスポットで幻想的な光景が広がります。中でも秩父、飯能、熊谷などは自然と川が共存しており、ホタルが育ちやすい条件がそろっています。

観賞時期はいつ?ピークとおすすめ時間帯を解説

埼玉でホタルが最も多く見られるのは5月下旬から6月下旬にかけて。種類によっても異なりますが、特にゲンジボタルはこの時期の20時ごろから活発に飛び始めます。日没後しばらくしてからがベストタイム。気温や湿度にも左右されるため、蒸し暑い曇りの日が観賞には最適です。ピークを狙うなら、6月上旬から中旬の週末前後がおすすめです。

定番だけど人混みを避けやすいスポット5選

【北本市】北本自然観察公園:遊具もある広大な観察型スポット

北本自然観察公園

〒364-0026 埼玉県北本市荒井5−200 自然学習センター

北本市にある北本自然観察公園は、ゲンジボタルとヘイケボタルの両方が観賞できる貴重な場所です。5月下旬〜6月下旬の20時以降が見ごろで、園内には自然学習センターも併設。野鳥観察や植物観賞も楽しめ、子ども向けの遊具も整備されているため、家族連れにも非常におすすめです。広々とした敷地のため、ピーク時でも比較的落ち着いて鑑賞できます。

1.豊かな自然環境でホタルが自然発生

  • 園内はクヌギやコナラの雑木林、水辺の湿地帯があり、ホタルの生息にぴったりの環境が整っています。
  • 毎年6月中旬〜下旬ごろ、ゲンジボタルが飛び交う様子が確認されています。

2.混雑しすぎず、家族連れでも安心

  • アクセスは便利ながらも、首都圏の超有名ホタルスポットほどの混雑は見られず、ゆったりと観賞可能。
  • 駐車場やトイレも整備されており、ベビーカーでの散策も対応可です。

3.日中も自然観察が充実

  • 園内にはビジターセンターが併設されており、昼間は野鳥や昆虫観察なども楽しめるため、昼から訪れて夜にホタルを見るという流れもおすすめです。

【熊谷市】こうなんホタル祭り:地域ぐるみの幻想的イベント

江南ほたる案内所

〒360-0107 埼玉県熊谷市江南中央1丁目16−1

熊谷市の江南中央にある「こうなんホタル祭り」は、地域全体でホタルを育て守る取り組みの一環で開催されているイベントです。5月下旬〜6月下旬の20時頃にゲンジボタルが舞い、ほたる坂通り周辺では幻想的な光景が広がります。毎年多くの家族連れや写真愛好家が訪れますが、会場が広いためゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。

1.地域ぐるみで楽しむ幻想的なイベント
熊谷市江南中央で開催される「こうなんホタル祭り」は、地元の人々が協力して開催するアットホームなホタル観賞イベントです。会場となる「江南ほたる案内所」周辺では、夜になるとゲンジボタルの美しい光が舞い、来場者を幻想的な世界へと誘ってくれます。

2. 開催期間と見ごろの時間
例年の開催期間は5月下旬から6月下旬まで。観賞におすすめの時間帯は20時以降で、辺りが暗くなってから本格的にホタルの光が目立ち始めます。時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

3. アクセス良好&地域名所の魅力
所在地は「埼玉県熊谷市江南中央1丁目16−1」。周辺には「ほたる坂通り」という名所もあり、地域全体がホタルに力を入れていることがわかります。祭りの雰囲気だけでなく、地域散策も合わせて楽しめるのが魅力です。

4. 混雑状況と安心ポイント
有名なイベントのわりには大規模観光地のような混雑が少なく、比較的ゆったり鑑賞できるのもポイントです。小さなお子様連れや初めてホタルを観賞する方にも安心な環境と言えるでしょう。

【秩父市】ホタルの郷:夜に輝く静かな山間エリア

吉田ホタルの郷

〒369-1503 埼玉県秩父市下吉田 関

秩父市に位置する「ホタルの郷(吉田ホタルの郷)」は、毎年5月下旬から6月下旬にかけてゲンジボタルが飛び交う、自然豊かな穴場スポットです。場所は秩父市下吉田エリアにあり、静かな山間部という立地から街の喧騒を忘れてホタルの光をじっくりと楽しめるのが大きな魅力です。特に20時前後になると、川沿いや水辺を中心に淡く光るホタルの群れが幻想的な光景を演出してくれます。

ただし、近年では開催されていた「ホタル祭り」が中止になる年もあるため、事前に開催状況の確認は欠かせません。また、アクセスは車が便利ですが、駐車スペースには限りがあるため、混雑を避けて平日や時間をずらして訪れるのがおすすめです。周辺は民家も多く、騒がずマナーを守って楽しむことも大切です。

自然の中で静かにホタルの光を堪能したい方にとって、吉田ホタルの郷はまさに理想的なロケーション。秩父の風情を感じながら、心癒される特別な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。。

【飯能市】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ:キャンプと蛍を同時に満喫

ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場

〒357-0111 埼玉県飯能市上名栗3196

埼玉県飯能市にある「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ」は、ファミリー層から圧倒的な支持を集めるオートキャンプ場です。ここでは自然豊かな上名栗の環境を活かし、夏になると入間川のほとりで幻想的なホタルの光景を楽しむことができます。見頃は5月下旬〜6月下旬、時間帯は20時頃からがベスト。とくにゲンジボタルの舞う姿が見られる貴重なスポットで、都心からのアクセスも良好なため、手軽に非日常を味わいたい方にはうってつけです。

さらに、場内ではホタルにまつわる「かみしばい」などの子ども向けイベントも実施されており、小さなお子様も退屈せずに楽しめます。キャンプをしながらの鑑賞であれば、移動や時間を気にせずゆったりと過ごせるのも大きなメリット。夜の静けさの中でホタルが放つ優しい光を眺める時間は、日常ではなかなか味わえない貴重な体験となるでしょう。

自然体験を重視したレジャーを計画している方にとって、ケニーズ・ファミリー・ビレッジは間違いなく外せない一押しスポットです。混雑も比較的分散されるため、穴場を狙う方にもおすすめです。

1.手軽に楽しめる自然

  • アクセスが良い: 関東圏からのアクセスが比較的良く、日帰りでも気軽に訪れることができます。都心からのドライブにも最適です。
  • 整備された環境: キャンプ場として整備されているため、足場が比較的良く、小さなお子さんや年配の方でも安心してほたる鑑賞を楽しめます。
  • 自然との近さ: 人工的な光が少なく、自然に近い環境でほたるが育っています。そのため、より自然な状態でほたるの光を観賞できます。

2. 幻想的な光の舞

  • 源氏蛍がメイン: ケニーズ・ファミリー・ビレッジ周辺では、ゲンジボタルが主な鑑賞対象となります。大きくゆったりとした光の軌跡は、まさに幻想的です。
  • ピーク時の美しさ: 例年6月中旬から7月上旬にかけてが見頃となり、多い時には数百匹のほたるが舞う光景は圧巻です。
  • 静寂の中で響く光: 周囲が暗く静かな環境なので、ほたるの優しい光がより際立ち、特別な雰囲気を醸し出します。

3. ファミリーに優しい環境

  • キャンプ場併設: 宿泊施設があるので、時間に余裕を持ってほたる鑑賞を楽しめます。夜だけでなく、昼間の自然も満喫できるのが魅力です。
  • 子供も安心: 遊具や広場など、子供が楽しめる施設も充実しており、ほたる鑑賞だけでなく、家族みんなで一日中楽しめます。
  • バーベキューも楽しめる: キャンプ場なので、バーベキューをしながら夕食を済ませ、暗くなってからほたる鑑賞という流れもおすすめです。

4. その他の魅力:

 ・写真撮影にもおすすめ: じっくりとシャッターチャンスを狙えば、幻想的なほたるの写真を撮ることも可能です(ただし、フラッシュは厳禁です)。
 ・清流のせせらぎ: ケニーズ・ファミリー・ビレッジ周辺は自然豊かな場所で、清流の音を聞きながら散策するのも気持ちが良いです。
 ・夏の思い出作り: 家族や大切な人と、夏の特別な思い出を作るのに最適な場所です。

【ときがわ町】玉川温泉:レトロな温泉街でホタル鑑賞も

昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉

〒355-0342 埼玉県比企郡ときがわ町玉川3700

埼玉県比企郡ときがわ町にある「玉川温泉」は、昭和レトロな雰囲気が漂う温泉地として知られており、その風情ある街並みと一緒にホタル鑑賞を楽しめる、まさに“穴場スポット”のひとつです。観賞時期は例年5月下旬から6月下旬ごろまでで、20時前後になるとゲンジボタルが静かに舞いはじめ、その光が玉川のせせらぎや温泉街の灯りと相まって、まるでタイムスリップしたような感覚に包まれます。

アクセスは【〒355-0342 埼玉県比企郡ときがわ町玉川3700】で、公共交通での訪問も可能ですが、車でのアクセスが便利です。温泉旅館と併せて訪れる方も多く、日帰り温泉とホタル観賞を組み合わせた癒しのプチ旅行としても人気です。

他のホタル観賞スポットに比べて観光客の数も比較的落ち着いているため、静かに幻想的な時間を過ごしたい方や小さなお子さま連れでも、安心して訪れやすいのも大きなポイントです。温泉で心をほぐした後、涼やかな夜風と共に舞うホタルたちを眺める時間は、忙しい日常を忘れさせてくれるひとときになるでしょう。

穴場スポットを狙うならここ!地元民おすすめ7選

【さいたま市】大谷ホタルの里:都心に近い意外な穴場

大谷 ホタルの里

〒337-0014 埼玉県さいたま市見沼区大谷917−1

都内からのアクセスもしやすいさいたま市にある「大谷ホタルの里」は、知る人ぞ知る静かなホタル観賞地。

1.都会のすぐそばでホタル観賞ができる
JR東大宮駅から車で約10分とアクセスが良く、都内やさいたま市中心部からも気軽に訪れることができます。住宅街の中にありながら、清流と雑木林が残る自然豊かなエリアで、ゲンジボタルの姿を楽しめるのは驚きです。

2.地域住民による丁寧な保護活動
このホタルの里は、地元のボランティア団体「大谷ホタルの里保存会」が長年にわたって環境保全に尽力している場所です。毎年4月頃には幼虫の放流が行われ、6月になると自然繁殖したゲンジボタルが舞いはじめます。こうした手作りの環境は、どこか温もりを感じさせてくれます。

3.ホタルが見られる時期と時間帯
見ごろは例年6月上旬〜中旬。一番のおすすめ時間帯は19:30~21:00頃で、湿度が高く、風の少ない蒸し暑い夜が特に良い条件とされています。近年ではピーク時に100匹前後のホタルが舞うこともあるそうです。

4.穴場ならではの静かな雰囲気
他の有名スポットと異なり、大規模なイベントやライトアップがない分、混雑が少なく落ち着いた環境でホタル観賞が可能です。訪れる人々もマナーを守る方が多く、ホタルの光を静かに楽しめる理想的な環境といえます。

5.駐車場・アクセス・周辺環境
専用の駐車場はありませんが、近隣には小規模なコインパーキングが点在しています。公共交通機関を利用して徒歩で訪れる方が多く、周囲は住宅地なので、懐中電灯や虫よけスプレーは持参しておくと安心です。

【宮代町】ほたリウム:一年中ホタルが見られる貴重な施設

ほたリウム

〒345-0832 埼玉県南埼玉郡宮代町東粂原

宮代町にある「ほたリウム」は、世界初の劇場型ホタル鑑賞施設で、なんと一年中ホタルの光を楽しめるのが魅力です。東武動物公園内にあり、動物園とセットで楽しめる点も家族連れには嬉しいポイント。観賞時間は11時~16時(夏季11時30分~17時)となっており、天候に左右されず安心して訪れられます。

1.一年中ホタルに会える日本初の施設
「ほたリウム」は、全国で初めて“通年展示”を実現したホタル観賞施設です。特定の時期にしか見られないというホタルのイメージを覆し、温度・湿度・照明などを完全に管理することで、365日いつでもホタルの光を楽しめる屋内施設となっています。

2.天然のゲンジボタルが観賞可能
展示されているのは主に国産のゲンジボタル。日没にあわせて照明が落とされる仕組みで、自然に近い環境の中でホタルが光りながら飛ぶ姿を観賞できます。暗い展示スペースに入った瞬間の「静けさと光のコントラスト」は、初めて見る方には忘れられない体験になるでしょう。

3.ファミリーで気軽に立ち寄れる
親子連れでも安心して訪れやすく、ホタル観賞が初めてのお子さんにもピッタリのスポット。冷暖房完備の快適な室内空間なので、天候や季節を気にせずにホタル鑑賞が可能です。

4.近隣施設との組み合わせもおすすめ
ほたリウムは東武動物公園の中で営業されていて、近隣には宮代町立図書館や進修館(地域交流施設)もあるため、動物園でゆっくり楽しみながらホタル観賞をしたり、近隣の図書館でゆったり過ごした後にホタルを観に行く、というコースも人気です。また、駅(東武動物公園駅)からも徒歩圏内で、アクセスも良好です。

【秩父郡】秩父ミューズパーク:自然体験とホタル観賞の両立

秩父ミューズパーク

〒368-0102 埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518

秩父郡にある広大な公園「秩父ミューズパーク」では、自然の中でゲンジボタルの幻想的な光を体験できます。観賞イベントも開催されるほか、昼間は遊具や自然散策も楽しめるため、一日中過ごせるスポットとして人気。6月下旬〜7月上旬が見頃です。

1.圧倒的な自然の中で観賞できる
秩父ミューズパークは、東京ドーム約60個分の広さ(約375ヘクタール)を誇る自然公園。ホタルはその広大な敷地の中でも特にせせらぎ広場や森林地帯の水辺エリアに多く発生します。人工的な灯りが少なく、自然の闇と静けさの中でホタルの光がより一層際立ちます。

2.ゲンジボタルとヘイケボタルの両方が見られる
ミューズパークでは、時期によって**ゲンジボタル(6月中旬〜下旬)とヘイケボタル(7月上旬〜中旬)**の両方を観賞できます。ゲンジボタルは大きく明るい光を放ち、ヘイケボタルはやや小さめの点滅で幻想的。2種類のホタルを一度に見られる貴重なスポットです。

3.駐車場・トイレ・園内設備が整っていて安心
大型公園だけあり、無料駐車場や清潔なトイレが各所に設置されており、小さなお子様連れのご家族やご年配の方でも安心して訪れることができます。夜間でも比較的安全な整備がされているため、初めてのホタル観賞にもおすすめです。

4.観光・レジャーとの組み合わせがしやすい
日中はアスレチックや芝生広場、音楽堂、展望台などで遊んだり、近隣の温泉施設や道の駅で休憩も可能。ホタル観賞を夜のメインイベントにして、昼間はレジャーを楽しむプランが人気です。秩父観光の一部としても組み込みやすく、1日楽しめるスポットです。

5.穴場ゆえに人が少なく静かに楽しめる
秩父ミューズパークは観光地ではありますが、ホタル目的で訪れる人は限られているため、有名観賞地に比べて人が少なく、混雑を避けてゆったりと楽しめるのも大きな魅力です。

【宮代町】新しい村:600匹以上の放流イベントが大人気

新しい村

〒345-0824 埼玉県南埼玉郡宮代町山崎777−1

「新しい村」では、毎年6月に600匹以上のホタルを放つ大規模な観賞イベントを開催。東武動物公園すぐそばにあり、アクセスも良好。毎年1,500人以上が訪れるイベントながら、広い敷地でゆったりと楽しめます。自然農法を体験できるエリアもあり、親子連れに特におすすめです。

1.都心から近いのに、自然豊かでホタルが舞う
「新しい村」は、東武動物公園駅から徒歩圏内という好立地ながら、豊かな田園と里山の風景が広がるエリアです。都市近郊とは思えない自然環境が保たれており、毎年6月頃になるとゲンジボタルやヘイケボタルが見られることでも知られています。

2.ホタルの放流イベントが開催される
見どころの一つは、**毎年恒例の「ホタル観賞会」や「ホタル放流イベント」**です。時期は6月中旬〜下旬で、約600匹以上のホタルが放流されることもあり、その数の多さと光の美しさに訪れる人々から感動の声が寄せられています。放流場所は敷地内の「ほっつけ田んぼ」など、静かで水辺が豊かなゾーンです。

3.親子で学べる&楽しめる体験型イベントも
ただホタルを見るだけではなく、観賞会ではホタルの生態や自然との関係について学べる解説が行われることもあります。小さなお子さまにもわかりやすく説明してくれるため、自由研究や学習にも最適です。親子で「なぜホタルが光るのか?」を知りながら観賞できる貴重な機会です。

4.昼間も楽しい!直売所や農業体験も充実
「新しい村」は、農産物直売所やカフェ、自然観察の森、農業体験コーナーなどが充実しています。ホタル観賞は夜ですが、昼間は野菜の収穫体験や地元グルメを楽しみ、夜に幻想的な光景を満喫するという1日満喫コースが人気です。

5.混雑しにくく、穴場感あり
ホタル観賞の定番スポットに比べて、まだまだ知る人ぞ知る場所のため、大混雑を避けてゆったりと楽しめるのも魅力。車でも電車でもアクセスが良く、小さな子ども連れのファミリーにも嬉しい穴場的存在です。

【狭山市】智光山公園:動物園も併設!家族連れに最適

智光山公園

〒350-1335 埼玉県狭山市柏原561

狭山市の智光山公園は、テニスコートやキャンプ場、動物園を備える大型公園。ゲンジボタルの飛翔時期になると、園内の静かな一角で光の舞を鑑賞できます。昼はピクニック、夜はホタル観賞と1日中満喫できるスポットです。

1.都心からもアクセス良好な自然公園
智光山公園は、西武新宿線「狭山市駅」からバスで15分ほどの距離にあり、都内からもアクセスしやすい立地です。敷地は東京ドーム約11個分にあたる約54ヘクタールと非常に広く、自然林・池・遊歩道・動物園・キャンプ場など多様な施設が揃う複合公園として知られています。

2.公園内でホタルが見られる「ホタル観賞会」が開催
毎年6月中旬頃には、智光山公園内の自然観察園ホタルケージでホタル観賞会が開催されます。普段はこのホタルケージの中には入れないのですが、この鑑賞会の時だけ入ることができるというレア度MAXなイベントです。
尚、この鑑賞会には前売り券が必要となり、当日販売はされておりません。つまり、前売り券を購入して予約が必要と形になりますのでくれぐれもご注意ください。

3. 動物園とセットで楽しめる
公園内には**「智光山公園こども動物園」**があり、ヤギ・ヒツジ・ウサギなどに触れ合える人気スポットです。昼間は動物園や遊具で遊び、夜にホタル鑑賞を楽しむという1日満喫型プランが可能で、特に小さなお子さん連れのご家族におすすめです。

4.駐車場・トイレ・バリアフリー対応も完備
園内には無料の駐車場(600台以上)や清潔なトイレ、多目的トイレもあり、小さなお子さんから高齢の方まで安心して訪れやすい設計です。夜間のホタル観賞においても、照明が控えめで雰囲気を壊さず、安全性にも配慮されています。

【川口市】川口市立グリーンセンター:整備された環境での安心観賞

川口市立グリーンセンター

〒333-0826 埼玉県川口市新井宿700

川口市立グリーンセンターでは毎年7月下旬頃に「ホタル観賞の集い」が開催されています。埼玉県内でも有数のホタル鑑賞スポットとして知られており、ゲンジボタルを観賞できます。夜間開園時には屋台なども出て賑わいます。

1.都心からのアクセスの良さ:

  • 電車とバスでアクセスしやすい: JR京浜東北線「川口駅」または埼玉高速鉄道「新井宿駅」からバスでアクセスできます。都心からのアクセスも比較的容易で、気軽に訪れることができます。
  • 駐車場完備: マイカーでの来園も可能で、駐車場も完備されています。

2. 整備された環境での安心観賞:

  • 遊歩道が整備されている: ホタル観賞エリア周辺には遊歩道が整備されており、足元が比較的安全に保たれています。小さなお子さんや年配の方でも安心して観賞しやすい環境です。
  • スタッフによる案内: ホタル観賞の集い開催期間中は、スタッフによる案内や解説が行われることがあります。ホタルの生態や観賞の注意点などを聞きながら、より深く楽しむことができます。
  • 夜間照明の配慮: ホタル観賞エリア周辺の照明は、ホタルの活動に影響を与えないよう配慮されています。

3. 幻想的なゲンジボタルの舞:

  • ゲンジボタルがメイン: 川口市立グリーンセンターでは、主にゲンジボタルを観賞できます。大きくゆったりとした光の軌跡は、見る人を魅了します。
  • ピーク時の見応え: 例年7月下旬頃が見頃となり、多い時には数十匹から数百匹のホタルが舞う幻想的な光景を楽しめます。
  • 水辺の自然: ホタルは水がきれいな場所を好むため、グリーンセンター内の自然豊かな水辺の環境も魅力の一つです。

4. イベント期間中の賑わい:

  • 「ホタル観賞の集い」の開催: 例年7月下旬頃に夜間開園され、「ホタル観賞の集い」が開催されます。
  • 屋台などの出店: イベント期間中は、軽食や飲み物などを販売する屋台が出店することがあり、お祭り気分も楽しめます。
  • 家族連れに人気: 夏の夜の風物詩として、家族連れが多く訪れ、賑やかな雰囲気の中でホタル観賞を楽しめます。

5. グリーンセンターのその他の魅力も一緒に楽しめる:

  • 昼間の散策: 広大な園内には、四季折々の花々が咲き誇る花壇や、温室などがあり、昼間も自然を満喫できます。
  • 遊具施設: お子様向けの遊具施設もあり、一日を通して家族で楽しむことができます。
  • レストランや売店: 食事やお土産の購入も可能です。

【上尾市】ホタルの里(上尾丸山公園内):水遊びとアスレチックも楽しめる

上尾丸山公園 ホタルの里

〒362-0059 埼玉県上尾市平方

上尾丸山公園内の「ホタルの里」では、蛍の観賞に加え、水遊び場や大型遊具も完備されており、小さなお子さん連れにぴったり。園内の整備も行き届いており、安心して過ごせる環境で、ファミリー層に根強い人気を誇っています。

1.地元ボランティアによるホタル育成エリア

園内の「ホタルの里」では、上尾ホタルを育てる会などの地域団体が長年にわたりホタルの保護・育成を行っています。その努力により、ゲンジボタルやヘイケボタルが自然に発光する光景が園内で見られるようになりました。

2.見頃は6月上旬〜中旬!夕暮れから20時頃が狙い目

毎年6月上旬から中旬にかけてがホタルの観賞シーズン。特に19:30〜20:30頃にかけては、あたりが暗くなり始め、ホタルの光が幻想的に浮かび上がるゴールデンタイムです。雨上がりや蒸し暑い日などが特に観賞に適しています。

3.子どもも楽しめる「水遊び」や「アスレチック」も充実

丸山公園内には**アスレチック遊具やじゃぶじゃぶ池、動物広場(小動物の展示)などもあり、昼間から訪れても退屈しません。**家族連れでのお出かけにぴったりで、日中はのびのびと遊び、夕方からホタル鑑賞にシフトするのがおすすめです。

4.無料&予約不要!気軽に訪問できる穴場スポット

ホタル観賞イベントの多くが予約制や有料になりがちな中で、上尾丸山公園のホタルの里は無料で入園可能。混雑も比較的落ち着いているため、気軽に立ち寄れる隠れた名所としても人気です。

5.車でも電車でもアクセス良好

公園には無料駐車場が約500台分用意されており、車でのアクセスも安心。公共交通機関を利用する場合は、JR高崎線「上尾駅」から東武バスにて約15分、「丸山公園入口」下車徒歩すぐとアクセスも良好です。

ホタル観賞を満喫するための事前準備

鑑賞マナーと注意点:スマホライトやフラッシュはNG

ホタル観賞は幻想的な体験ですが、同時にデリケートな自然観察でもあります。ホタルは人工の光に非常に敏感で、スマートフォンのライトやカメラのフラッシュが原因で発光をやめてしまうこともあるため、これらの使用は厳禁です。また、大声で話したり走り回ったりすると、ホタルは驚いて飛び去ってしまいます。静かに観賞し、周囲の人ともマナーを守って楽しむことが大切です。

子連れで行くなら?トイレ・駐車場・アクセス情報をチェック

小さなお子さま連れでホタル観賞を楽しむ場合、現地の設備は事前にしっかり確認しておきましょう。たとえば、北本自然観察公園や智光山公園のようなスポットは、広い敷地に加えトイレや遊具施設も整備されており、ファミリーで安心して訪れることができます。一方、大谷ホタルの里など一部の穴場では駐車場がなくアクセスが不便なケースもあるため、公共交通や徒歩での移動時間も計画に入れておきたいところです。

虫よけ・懐中電灯・羽織物…持っていくべき持ち物とは

ホタルが活発になるのは湿度の高い夜。蚊などの虫が多く出る時期でもあるため、虫よけスプレーは必携です。ただし、ホタルへの影響を避けるため無香料タイプが望ましいです。また、懐中電灯は足元確認用として使えますが、光は必要最小限にとどめ、足元だけを照らすようにしましょう。さらに夜は意外と冷えるため、薄手の羽織物があると快適に過ごせます。小さなお子さまには長袖・長ズボンもおすすめです。

まとめ:埼玉の穴場スポットで幻想的なホタルの光を楽しもう!

埼玉県には、都心からアクセスしやすく、それでいて豊かな自然が残るホタル観賞スポットが数多く存在します。北本自然観察公園や秋ヶ瀬公園のような広大な敷地でのびのびとホタルを楽しめる場所から、ほたリウム(宮代町)のように一年を通してホタルの姿が見られる珍しい施設まで、見どころは多彩です。特に「大谷ホタルの里」や「ホタルの里(上尾丸山公園内)」のような地元密着型のスポットは、観光客が少なく静かにゆったりと光の舞を堪能できる“穴場”としておすすめです。

また、ケニーズ・ファミリー・ビレッジや河川広場(名栗)などはキャンプや川遊びも同時に楽しめるため、夏の思い出づくりにもぴったり。ホタルが最も美しく光るのは、6月中旬〜7月上旬の20時前後と言われています。この時期には気温も湿度も高く、虫除けや羽織物などの準備も重要になります。

自然の中でしか出会えない、儚く美しいホタルの光。埼玉の穴場スポットを訪れ、日常を忘れるような幻想的なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございました。

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