読書が苦手だった私がハマった「1日10分読書術」とは?

読書術

読書を習慣にしたいと思いつつも、「続かない」「集中できない」と感じていませんか?実は、私もかつては読書が苦手で、本を開いても数ページで眠くなるタイプでした。そんな私が変わるきっかけになったのが、“1日10分だけ読む”というシンプルな読書術です。少しずつ読み進めることで、自然と本が身近な存在になり、気づけば日常の一部に。本記事では、読書嫌いだった私がどのように習慣化に成功したのか、そして実際に感じた効果や継続のコツを、体験ベースでお伝えします。「本を読みたいけど読めない…」と悩んでいる方にこそ、ぜひ読んでほしい内容です。

読書が苦手だった過去の自分|本を開くだけで眠くなる日々

学生時代から、読書がとにかく苦手でした。授業で課題図書が出ても、最初の数ページで挫折。気がつけば漫画や動画ばかりを好むようになり、本に触れる習慣はほとんどゼロ。大人になってからも「読書はしたほうがいい」という意識はありながら、結局はスマホをいじって1日が終わる──そんな毎日を送っていました。

本を読むと眠くなる。集中力が持たない。ページを開いても頭に入ってこない。そんな自分に「読書は向いていない」と決めつけていたのです。

しかしあるとき、「毎日10分だけなら読んでもいいかも」という気軽な気持ちから、読書習慣がスタート。気がつけば、本を読むことが日課になり、自分の考え方や生活スタイルまで変わっていったのです。

1日10分から始めた読書習慣|スキマ時間が読書タイムに変わる

読書習慣のきっかけは、通勤中の電車の中でした。片道20分の電車時間、そのうちの10分だけスマホをやめて本を読んでみようと決めました。

最初は短編集やエッセイなど、1回10分で読み切れるような本から始めました。これが思いのほかよかったのです。物語の区切りが早いため「続きが気になる」と感じる前に読み終えられ、気持ちよく本を閉じることができました。

また、紙の本ではなく電子書籍リーダーを使ったのもポイントでした。スマホ感覚で読めること、かさばらないこと、移動中でも読みやすいことが、読書のハードルをぐっと下げてくれたのです。

やってみてわかったのは、「読書=長時間集中するもの」という固定観念が、自分の中にあったこと。読書は10分でも成立する。むしろ短いからこそ続く、というのが実感でした。

効果を感じた3つのポイント|読書が苦手でも変われる理由

思考が整理され、自己理解が深まる

毎日少しずつ本を読むうちに、自分の思考や感情を俯瞰して見られるようになりました。特に自己啓発書やエッセイは、日常の中で忘れがちな気づきを与えてくれます。読むたびに「自分って、こんなこと考えてたんだ」と内省する機会が増えました。

語彙力と表現力が自然とアップ

読書を始めて数ヶ月、ふと気づいたのは「文章を書くのが前より楽になった」ということ。日常の言葉選びや仕事のメールでも、「あ、こういう表現使えるな」という場面が増えました。本を読むことで、自然と語彙力が身につき、会話や文章表現に深みが出たように感じます。

ストレスが減り、リラックスできる時間ができた

意外だったのは、読書が「癒し」になったこと。仕事で疲れた夜に10分だけ本を読むと、不思議と心が落ち着きました。物語に入り込むことで、日常から少し離れた世界に行ける。これは、SNSや動画では得られない感覚でした。

続けるためのちょっとしたコツ|習慣化を助ける3つの工夫

読書を続けるコツは「完璧を目指さないこと」です。ここでは、私が実践して効果を感じた3つの方法を紹介します。

読書時間を決めるより「読書の場面」を決める

「毎日20時から読書する」ではなく、「電車に乗ったら本を開く」「寝る前に10分だけ読む」といった“場面”を決めることで、自然と読書モードに入れます。

読み切らなくてOK。「途中でやめてもいい」と決める

途中でつまらないと感じた本は、無理して読まないことにしました。「読むべき」「もったいない」という意識が、読書嫌いを加速させていたからです。いくつか本を並行して読むのも効果的です。

記録を残すことで達成感を得る

読んだ本を記録するアプリを使い、簡単な感想をメモしておくようにしました。これが思いのほか楽しく、読書のモチベーションアップに。SNSでシェアしてみるのもおすすめです。

まとめ|読書は「やらなきゃ」ではなく「やりたい」に変わる

「読書=苦手」という自分の思い込みを変えてくれたのが、“1日10分読書術”でした。最初は義務感から始めた読書も、気がつけば「読みたい」「知りたい」という欲求に変わっていました。

ポイントは、完璧を求めず、小さな習慣として生活に取り入れること。読書に正解はありません。10分でも1ページでも、自分にとって心地よい読書スタイルを見つければ、人生は確実に変わり始めます。

お読みいただきありがとうございました。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました