おしゃれな庭をお得に実現する方法

外構・庭リフォーム

マイホームのおしゃれな庭で子供とペットが遊んでいるのを親が微笑ましく見ている、というのは誰しも思い浮かべる理想的な光景です。

では、その理想を実現するための「おしゃれな庭」をマイホームに作るには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

おしゃれな庭とは?

おしゃれな庭を作るのにかかる費用についてお話したいところですが、どういった庭がおしゃれなのかをまず考えないといけません。おしゃれの基準は人それぞれであり、「これがおしゃれな庭」とは一概には言いにくいです。

一般的におしゃれとされている庭はどのような作りになっているかを確認して、それを作るにはどのくらい費用がかかるのか考えていきましょう。

仕上げ方

「仕上げ方」がキレイだと、普通の造りで特別な設備が無いとしておしゃれに見えます。

庭の仕上げ方としては、「天然芝」「人工芝」「砂利」「コンクリート」などがあります。天然芝がおしゃれで砂利がおしゃれじゃないということではなく、住宅や庭の雰囲気に合った仕上げ方を選ぶことが重要です。

天然芝は、何と言っても安全性の高さが大きなメリットで、小さな子供やペットが走り回って転んでも大きなケガに繋がりにくいです。庭全体を天然芝で覆うと太陽の照り返しを和らげられるので、猛暑が続く夏場でも地表面や住宅周辺の温度上昇を抑制する効果が期待できます。

他に植物を育てなくても天然芝があるだけで四季の移ろいが感じられますし、環境に優しい点も大きなメリットとなります。また、庭の仕上げ方としては比較的費用が安く、定期的にメンテナンスを行えば数十年もつのでコスパも高いです。

定期的なメンテナンスに費用がかかること、虫が寄ってきやすいことが天然芝のデメリットです。

人工芝は、環境を選ばないことが大きなメリットと言えます。天然芝は植物ですから環境次第ですぐに枯れることもありますが、人工芝は植物ではないのでどんな環境でも枯れる心配がありません。

手入れも天然芝に比べると簡単で費用もかからず、虫がそれほど寄ってこないのも嬉しいポイントです。

ただ、初期費用が高く、その割に耐久性が高くないので10年周期での張り替えが必要となります。人工芝は火を近付けると溶けるので花火やBBQは厳禁、熱を溜め込みやすいので温度上昇を抑制する効果は期待できません。

砂利は、DIYでの施工も可能なことから初期費用が安いことが最大のメリットです。和風にも洋風にも合いますし、砂利の上を歩くと音が鳴るので防犯対策としても庭に砂利を敷くのは有効です。

ただ、転ぶとケガをしますから小さいお子さんやペットを庭で遊ばせにくくなります。落ち葉やゴミの掃除がしにくいので、おしゃれなどころか汚い庭に見られる危険性もあります。

コンクリートは、メンテナンスが楽なことが大きなメリットです。雑草が生えてくることは基本的にありませんし、葉やゴミが落ちていてもホウキで簡単に掃除できます。

耐久性も高くて、適切なメンテナンスを施せば50年以上もつのでコスパが高いです。

ただ、砂利と同様に転ぶとケガをするので子供やペットは遊ばせにくく、太陽の照り返しが強いので夏場は住宅周辺の気温を上昇させる恐れもあります。一度コンクリートで庭を舗装すると、他の芝や砂利などに変更することが難しいのもデメリットです。

デッキ

デッキがあることで住宅と庭の行き来がしやすくなりますから、庭の利用頻度が上がります。利用頻度が上がれば定期的に掃除などメンテナンスをしますから、おしゃれでキレイな状態を長く保つことができるのです。

手すりを付ければ、高齢者や小さいお子さんが庭に下りたり住宅に上がったりする際に転ぶリスクを減らせます。

ウッドデッキなら温かみのある風合いが生まれ、タイルデッキだと高級感が出るなどデザイン性にも富んでいます。実用性とデザイン性を兼ね備えたデッキがあるだけでも、庭がおしゃれに見える可能性があるのです。

シンボルツリー

庭に「シンボルツリー」があると、庭だけでなく住宅全体のおしゃれ度をグッと引き上げてくれます。

ただ、何でも樹木を植えれば良いというわけではなく、庭や住宅の雰囲気に合ったものを選ばないといけません。また植物にとっては生育環境も重要ですから、住宅がある地域の気候に合った樹木を選ぶ必要があります。

庭の日当たりが良いなら、日差しに強い「シマトネリコ」「サルスベリ」「ヤマボウシ」などが比較的手入れも簡単なのでおすすめです。

庭が日陰になるなら「アオダモ」「ハイノキ」「カツラ」など、冬でもそれほど寒くならない温暖な地域なら「レモン」「オリーブ」もおすすめできます。

樹木は全体的に虫が付きやすいですが、シマトネリコ・ヤマボウシ・オリーブなどは比較的虫が付きにくいです。

手入れに手間と多少の費用がかかるものの、シンボルツリーが1本あるだけで住宅全体の印象が大きく変わります。

照明と水栓

「照明」を設置することで庭のデザイン性が、「水栓」があると庭の実用性がアップします。

先のシンボルツリーと照明を組み合わせると、日中と夜間で庭の雰囲気がガラッと変わってよりおしゃれに見えるのです。照明によって住宅の壁にシンボルツリーの影が映し出されることで明暗が生まれ、庭を含めた住宅空間が立体的で広く感じられるようになります。

庭が照明で明るくなると敷地内に不審者が侵入しにくくなり、防犯灯としての役割も果たしてくれます。

水栓があると、庭を掃除したりシンボルツリーを手入れしたりするのにわざわざバケツで水を汲んでくる必要がありません。散歩から帰ってきたワンちゃんに水を飲ませたり、足を洗ったりするのにも庭に水栓があると便利です。

小さいお子さんがビニールプールで遊ぶ時にも使えますから、庭に水栓を設置しておくと実用性プラスデザイン性を保つのに役立ちます。

おしゃれな庭を作る費用

おしゃれな庭が大体どういうものか分かったところで、本題であるおしゃれな庭を作るのにかかる費用を見ていきましょう。

仕上げの費用

まず仕上げにかかる費用ですが、天然芝の場合は下地作りも含めて1㎡当たり5,000円程度といったところです。

一般的に庭の面積は10~20㎡程度なので、庭全面に天然芝を張るには5万円から10万円の費用がかかります。人工芝は1㎡当たり1万円程度ですから、庭の面積が10~20㎡だと10万円から20万円程度となります。

砂利は1㎡当たり3,000~4,000円程度で、10~20㎡の庭だと3万円から6万円程度です。DIYで施工することも砂利だと可能で、DIYだと1㎡当たり1,500~2,000円と業者に依頼する場合の半額程度に抑えられます。

コンクリートは1㎡当たり1万円程度となっており、10~20㎡の広さだと10万円から20万円の費用がかかります。

人工芝とコンクリートは初期費用こそ高いですが、メンテナンス費用がほとんどかからないのでコスパは高いです。

デッキの費用

デッキの設置費用は、ウッドデッキが材料費と施工費合わせて1㎡当たり4万円から6万円程度です。タイルデッキは、材料費と施工費を合わせて1㎡当たり4万円から10万円程度となります。

庭の広さによってデッキの面積は変わってきますが、大体3畳から5畳ぐらいの広さが一般的です。3畳で約5㎡、5畳で約8㎡ですから、ウッドデッキは20万円から50万円、タイルデッキは20万円から80万円となります。

ウッドデッキに使用する木材には天然木と人工木があり、防水や防腐などの処理が施されている人工木の方が費用が高いです。

シンボルツリーの費用

庭にシンボルツリーを植えるのにかかる費用は、どういった種類の樹木を植えるか、1本だけか庭全体に植栽するかで大きく変わってきます。

住宅の庭に植えるシンボルツリーは高さ2~3mぐらいまでが適しており、高さ2mぐらいであれば樹木の購入費用は2万円から8万円といったところです。購入した樹木を庭に植えるのに、土壌改良や支柱の設置にかかる費用も含めて3万円から4万円ほどかかります。

シンボルツリー1本を庭に植えるには、総額で5万円から12万円ほど費用がかかることになります。

シンボルツリーを含めて庭全体に植栽する場合は、庭の広さにもよりますが、大体10万円から100万円程度の費用が必要です。

照明と水栓の費用

庭に照明を設置するのにかかる費用は、屋外電源の設置費用を含めて1か所につき3万円から4万円といったところです。背の高いポールライトのように支柱が必要な場合は、別途1万円から2万円の追加費用がかかります。

シンボルツリーとデッキ、玄関から庭に続く通路の3か所に設置すると、10万円から20万円程度の費用となります。

庭に設置する水栓は、立水栓と散水栓の2種類です。立水栓は地面から1mほどの高さのところに蛇口があるタイプで、散水栓は地中に埋めたボックス内に蛇口が設置されているタイプです。

立水栓は使いやすいですが、スペースを取りますし見栄えもあまり良くありません。散水栓はスペースは取りませんし見た目も気にしなくて良いですが、水を出したり止めたりするたびに屈む必要があります。

立水栓の設置費用は材料費・施工費合わせて5万円から10万円程度、散水栓は材料費・施工費合わせて4万円から6万円程度です。

まとめ

何をもっておしゃれな庭とするかが難しいところで、おしゃれな庭にするのにいくらかかるかは簡単には言えません。

仕上げやデッキの設置、シンボルツリー、照明・水栓の設置など、1つずつは数万円程度とそれほど費用はかからないです。しかし、庭全体のバランスを考えたデザインづくりまで含めると数十万円から100万円程度の費用がかかることもあります。

ぜひご自分の希望通りの費用で施工してくれる業者を探してみてください。

お読みいただきありがとうございました。

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