休日にのんびり過ごしたいけれど、人気の公園はどこも人が多くて落ち着かない…。そんなお悩みをお持ちの方にこそおすすめしたいのが、埼玉県内に点在する“芝生が気持ちいい穴場公園”です。本記事では、混雑しづらく、木陰や静けさも確保できる芝生広場を7ヶ所ご紹介。地元の方に親しまれながらも、意外と知られていないスポットばかりです。また、ピクニックをより快適に楽しむためのコツやマナーもあわせて解説しています。静かで心地よい休日をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
埼玉で静かに過ごせる芝生広場を探しているあなたへ
にぎやかなレジャースポットも楽しいけれど、時には人混みを避けて、芝生の上でゆっくりと過ごしたい日もありますよね。特に小さなお子さん連れの方や、静かに読書やお弁当を楽しみたい方にとっては、落ち着いた環境が何より大切です。埼玉県内にはそんな願いを叶えてくれる、知る人ぞ知る穴場の芝生公園がいくつもあります。この記事では、アクセスの良さ・過ごしやすさ・景観の良さなど、実際に訪れたからこそわかるポイントを交えながら、ゆったり過ごせるおすすめの芝生広場をご紹介します。
人気スポットは混雑が悩みの種?
県内で「芝生広場」で検索すると、国営武蔵丘陵森林公園や大宮公園などの有名スポットが上位に挙がります。もちろん施設も充実していて便利ですが、休日は駐車場が満車になったり、テントやレジャーシートを広げる場所が限られたりと、どうしても混雑が避けられません。特に小さなお子さま連れの場合、人の多さに気を遣ってしまい、かえって疲れてしまうことも。そんなときこそ、穴場的な芝生公園の存在が頼りになります。
穴場の魅力は「広さ×木陰×静けさ」
穴場と呼ばれる公園の魅力は、単に人が少ないだけではありません。たとえば、芝生が広々としていてテントを張りやすかったり、木陰が多く夏でも涼しく過ごせたり、近隣の住宅街から少し離れていて自然に囲まれた静けさがあることもポイントです。また、アクセスも思いのほか便利で、駐車場が無料だったりトイレやベンチがしっかり整備されていたりと、地元の人に愛される理由がしっかり詰まっています。そんな穴場的な芝生公園を知っておくだけで、週末の過ごし方がグッと豊かになりますよ。
地元民おすすめ!芝生が気持ちいい穴場公園7選
ここからは、埼玉県内にある「芝生が気持ちよくて混雑も少なめ」な穴場公園を厳選してご紹介します。いずれも実際にピクニックを楽しんだ方々からの評価が高く、地元の人に親しまれているスポットばかり。まずは3つの公園から、特徴とおすすめポイントを見ていきましょう。
【富士見市】水子貝塚公園:縄文ロマンと緑の広場
富士見市にある水子貝塚公園は、縄文時代の遺跡を活かした歴史公園として知られていますが、実は芝生の広場が広くてとても過ごしやすい穴場的スポットです。敷地内には「縄文広場」や「芝生の丘」があり、シートを広げてのんびり過ごすにはうってつけ。混雑も少なく、休日でも静かな時間が流れています。
木製の遊具や展示施設もあり、歴史に触れながら遊べるのも魅力のひとつ。駐車場も無料で、トイレや休憩所もきれいに整備されており、ピクニック初心者でも安心です。自然と歴史が融合した落ち着いた雰囲気は、大人も子どももリラックスできること間違いなしです。
【吉川市】美南中央公園:駅チカの静かなオアシス
JR吉川美南駅から徒歩5分という好立地にありながら、落ち着いた雰囲気が魅力の「美南中央公園」。駅近ながらも広い芝生エリアがしっかり確保されていて、近隣住民の憩いの場としても人気です。木陰も多く、日差しの強い日でも比較的涼しく過ごせる点も高評価。
公園内には遊具もあり、小さなお子さま連れにも安心。芝生エリアから遊具まではほどよい距離感で、お弁当を広げながら子どもを見守るのにも便利です。休日でもそこまで混雑せず、ベンチやスペースの確保に困ることは少ないため、穴場スポットとして地元の人に親しまれています。
【越谷市】県民健康福祉村:木陰が多くてピクニック最適
越谷市にある「県民健康福祉村」は、その名の通り健康づくりを目的とした多機能型の公園ですが、実は芝生エリアが広くてピクニックにぴったりなスポットでもあります。敷地は東京ドーム約4.5個分の広さがあり、芝生広場はもちろん、ウォーキングコースや遊具、屋内運動施設まで揃っています。
とくに芝生エリアには大きな木が多く、自然の木陰が気持ちよく、真夏でも快適に過ごせるのが特徴です。休日でも園内が広いため人が分散しやすく、落ち着いた雰囲気で過ごせる点も魅力。駐車場は無料で、売店や自動販売機も充実。子どもからシニアまで幅広い世代におすすめできる穴場的芝生スポットです。
【松伏町】松伏みどりの丘公園:展望台つきの開放感
埼玉県の東部、松伏町にある「松伏みどりの丘公園」は、開放的な芝生広場と見晴らしの良い展望台が魅力の、のんびり過ごせる穴場スポットです。公園の中央には大きな芝生広場が広がり、レジャーシートやポップアップテントを広げてもゆったりできる十分な広さがあります。
特に印象的なのが、芝生広場に面した木製の展望デッキ。少し高い位置から園内を見渡せるので、お子さまを遊ばせながらも視界が広く、安心して見守れます。また、周囲を囲むように設けられた緑道や池も心地よく、散策にも最適。トイレや東屋(あずまや)など基本的な設備も整っていて、地元の人たちの憩いの場としても親しまれています。
休日でも混雑することは少なく、静かに過ごせる芝生広場を求めている方には特におすすめです。
【滑川町】森林公園 西口ひろば:広すぎて混まない自然空間
「国営武蔵丘陵森林公園」と聞くと「人が多そう」と思われがちですが、実は西口エリアにある「西口ひろば」は、敷地がとにかく広く、人が分散するため混雑を感じにくい穴場芝生スポットとなっています。
西口ひろばには、約2.3ヘクタールもの開放感あふれる芝生広場が広がり、広大な空間の中でのんびり過ごすことができます。テントやシートを張る場所に困ることはほぼなく、のびのびとくつろげるのが魅力。さらに、大きな木々が点在しており、自然の木陰が多く真夏でも快適です。
売店やレンタルサイクルもあり、子ども連れはもちろん、ウォーキングやピクニックを楽しむ大人にも人気。中心エリアに比べて人が少ないため、自然を満喫しながらゆっくりと過ごしたい方にぴったりです。
【深谷市】深谷グリーンパーク:芝生×季節の花の癒やし空間
深谷市にある「深谷グリーンパーク」は、広い芝生広場と季節の花々が彩る癒やしの空間が魅力の、知る人ぞ知る穴場公園です。園内中央には開放感のある芝生スペースがあり、周囲を囲むように植えられた花壇が、四季折々の美しさを演出しています。
特に春にはチューリップ、夏にはひまわり、秋にはコスモスなど、訪れるたびに違う風景が楽しめるのが大きな特徴です。花の手入れが行き届いており、写真撮影スポットとしても人気。広場は平坦で、小さなお子さまでも安全に遊べます。
また、深谷市らしい「ふっかちゃん」の遊具やモニュメントもあり、子どもたちにも大好評。混雑が少なく、景観も良いこの公園は、ちょっとした遠出気分で楽しみたい休日にぴったりです。
【三郷市】みさと公園:エリア分散型で意外と穴場!
三郷市にある「みさと公園」は、敷地面積がとても広く、複数の芝生広場がエリアごとに分かれているため、実は混雑感をあまり感じない公園として知られています。埼玉の都市部からもアクセスしやすいにもかかわらず、穴場感のある過ごしやすさが魅力です。
公園内には大型の遊具エリアやボート池、四阿(あずまや)つきの芝生広場など、多様な過ごし方ができる空間が点在しています。家族連れが遊具に集中している間は、少し離れた芝生エリアが意外と空いており、静かにピクニックを楽しむことができます。
また、芝生の手入れもよく、テントやシートも張りやすい地面状況です。駐車場が複数あり、近くに商業施設もあるため、急な買い出しにも便利。穴場性と利便性を両立した、バランスの良い芝生公園です。
のんびりピクニックのためのポイント3つ
芝生が広くても、実際にのんびり過ごせるかどうかは“ちょっとした工夫”次第です。特に、混雑しにくい穴場公園で静かにピクニックを楽しみたい方にとっては、場所選びや過ごし方のコツを知っておくことが快適な時間のカギとなります。ここでは、実際の公園利用者の声をもとに「のんびりピクニックを成功させるための3つのポイント」をご紹介します。
木陰の多い場所を選ぶ理由とは?
ピクニック日和=晴天の日。つまり、日差し対策が何より大切になります。木陰が多い公園は、夏でも涼しく過ごしやすいだけでなく、子どもが走り回っても熱中症のリスクが抑えられるため、非常に人気があります。たとえば「県民健康福祉村」や「みさと公園」は、大きな木が芝生広場に点在していて、自然な日陰を提供してくれます。
また、木陰にテントを張れば日除けの効果が倍増。木漏れ日が心地よく、読書や昼寝にもぴったりの空間になります。日差しが強くなる午後を見越して、朝のうちに木陰の場所を確保するのが理想的です。
芝生と遊具の距離感がちょうどいい公園の見分け方
ピクニックをするうえで意外と重要なのが、「芝生エリアと遊具エリアの距離感」。あまりに離れていると移動が大変ですが、近すぎると常に人の行き来があって落ち着きません。おすすめは、少し離れた位置から遊具が見える程度の距離に芝生スペースがある公園。
たとえば「美南中央公園」や「水子貝塚公園」などは、遊具と芝生の位置が絶妙で、お子さまを遊ばせながら大人はレジャーシートの上でくつろげます。遊びと休憩を両立させるには、視認性が高く、音も気にならない“ほどよい距離”がある芝生公園を選ぶのがポイントです。
テント・シート・お弁当の持ち込みマナーも忘れずに
穴場公園で気持ちよく過ごすには、自分たちだけでなく周囲にも配慮した過ごし方が大切です。最近ではワンタッチテントやサンシェードを使う方が増えていますが、芝生を傷めないようペグの打ち込みを控えたり、風対策をしっかり行うこともマナーのひとつ。
また、公園によってはバーベキューや火気が禁止されている場所も多いため、お弁当は冷たい料理を中心に準備しましょう。ゴミは必ず持ち帰る、音楽やボール遊びは控えめにするなど、「みんなが心地よく過ごせる場所づくり」に協力する意識が大切です。
まとめ:人混みを避けて、芝生の上で自分時間を楽しもう
埼玉県内には、有名な大型公園に隠れるようにして、落ち着いた芝生広場を備えた穴場のような名公園がいくつもあります。木陰が多く、芝生が広くて手入れも行き届いている場所であれば、休日でもゆっくりとした自分だけの時間を過ごすことが可能です。
この記事でご紹介したように、公園ごとの雰囲気や設備、混雑具合を知っておけば、ただのピクニックがもっと快適で贅沢なものになります。忙しい日常から少し離れて、広い芝生の上で心地よい風を感じながら、お弁当を広げてのんびりする。そんな“自分時間”を、ぜひ埼玉の穴場公園で体験してみてください。
お読みいただきありがとうございました。